📖 USER MANUAL

PP COMPARE

PowerPoint 差分比較ツール ユーザーマニュアル — スライドの変更箇所を瞬時に可視化

バージョン 1.0
対応OS Windows 10 / 11
対応形式 .pptx / .ppt
ライセンス 14日間試用版あり

📖製品概要・機能一覧

PP Compareは、2つのPowerPointファイルを左右に並べて表示し、スライドの差分をピクセルレベルで検出・可視化するWindows向けデスクトップアプリケーションです。プレゼン資料のレビューや改版確認を効率化します。

主な機能

🔍
ピクセルレベル差分検出
スライド画像を比較し、変更箇所をハイライトまたは枠線で表示
📄
左右並列表示
変更前・変更後のファイルを並べて同期スクロールで確認
🔄
自動整列
スライドの内部IDでマッチングし、対応するスライドを自動で揃える
✏️
手動編集モード
白紙スライドの挿入・削除でスライドの対応関係を自由に調整
🎨
ハイライトカスタマイズ
7色プリセット+カスタムカラー、透明度調整に対応
🎯
ピックアップ比較
任意のページ番号を指定して個別にスライドを比較

製品情報

項目 内容
製品名 PP Compare
バージョン 1.0
対応ファイル形式 .pptx(推奨)、.ppt
PDF変換エンジン Microsoft PowerPoint(COM連携)
PDF表示エンジン pdf.js
ライセンス形態 14日間無料試用版 → ライセンスキーで永続利用
開発元 mediancreate

💻動作要件

🖥️ システム要件
  • OS: Windows 10 / 11(64bit)
  • メモリ: 4GB以上(8GB推奨)
  • ディスク: 200MB以上の空き容量
  • ディスプレイ: 1280 x 720 以上
📋 必須ソフトウェア
  • Microsoft PowerPoint 必須
    PowerPointファイルをPDFに変換するために必要です。デスクトップ版のOffice(Microsoft 365 / Office 2016以降)が必要です。
⚠️
PowerPointがインストールされていない場合、ファイルの変換・表示ができません。Web版のOfficeやLibreOfficeには対応していません。デスクトップ版のMicrosoft PowerPointをご用意ください。

📦インストール

1
インストーラーの実行

ダウンロードした PP-Compare-Setup-1.0.0.exe をダブルクリックして実行します。

2
インストール先の選択

インストール先のフォルダを指定します。デフォルトのまま進めることを推奨します。

3
インストールの完了

インストールが完了すると、デスクトップにショートカットとスタートメニューにアイコンが作成されます。

💡
Windows SmartScreenの警告が表示される場合は、「詳細情報」をクリックし、「実行」を選択してください。

アンインストール

Windowsの「設定」→「アプリ」→「PP Compare」を選択し、「アンインストール」をクリックしてください。ライセンス情報はユーザーデータフォルダに保存されているため、再インストール時も引き継がれます。

🚀起動とライセンス

PP Compareを起動すると、ライセンス状態に応じてダイアログが表示されます。

初回起動時(試用版)

初めて起動したとき、14日間の試用期間が自動的に開始されます。試用期間中はすべての機能を制限なく利用できます。

1
ライセンスダイアログが表示される

試用版の残り日数が表示されます。

2
「試用版で続ける」をクリック

メイン画面に移動し、すべての機能をお試しいただけます。

ライセンス登録済みの場合

ライセンスキーが登録済みの場合は、ダイアログは表示されず、直接メイン画面が起動します。

💡
試用期間が終了した場合、ライセンスキーを入力しない限りアプリの利用を継続できません。ライセンスキーの詳細は「ライセンス管理」セクションをご覧ください。

📄ファイル選択・読み込み

メイン画面では、比較したい2つのPowerPointファイルを選択します。

ファイルの指定方法

ファイルは以下の2つの方法で指定できます。

🖱️ ボタンで選択

左側・右側それぞれの「ファイルを選択」ボタンをクリックして、ファイル選択ダイアログからPowerPointファイルを選びます。

📂 ドラッグ&ドロップ

エクスプローラーからPowerPointファイルを、左側・右側のドロップゾーンに直接ドラッグ&ドロップします。

比較の開始

1
左側(変更前)にファイルを指定

変更前のPowerPointファイルを左側のエリアに設定します。

2
右側(変更後)にファイルを指定

変更後のPowerPointファイルを右側のエリアに設定します。

3
「比較開始」ボタンをクリック

両方のファイルが指定されると「比較開始」ボタンが有効になります。クリックするとPDF変換が開始され、変換完了後にビューア画面に切り替わります。

💡
PDF変換にはPowerPointのCOMオブジェクトを利用します。変換中はPowerPointが一時的にバックグラウンドで起動しますが、自動的に終了します。ファイルサイズやスライド数が多い場合、変換に時間がかかることがあります。

👀比較ビューア

ファイルの読み込みが完了すると、ビューア画面が表示されます。左右にスライドが並び、同期スクロールで同時に閲覧できます。

画面構成

🖥️ ビューア画面の構成
差分パネル(左側)
差分検出ボタン、編集モードボタン、自動整列ボタン、ハイライト設定、差分一覧が表示されます。
左ペイン
左側(変更前)のPowerPointファイルが表示されます。ファイル名がタイトルに表示されます。
差分ナビゲーション(中央)
差分検出後に表示される上下ボタンで、差分箇所を順番にジャンプできます。
右ペイン
右側(変更後)のPowerPointファイルが表示されます。

同期スクロール

左右のペインはスクロールが同期されており、一方をスクロールするともう一方も連動してスクロールします。これにより、同じ位置のスライドを常に横に並べて確認できます。

🔍差分検出

差分パネルの「差分を検出」ボタンをクリックすると、左右のスライドをピクセルレベルで比較し、変更箇所を可視化します。

検出の仕組み

各スライドのPDF画像をCanvasに描画し、左右のピクセルデータを1ピクセルずつ比較します。色の差異があるピクセルを検出し、差異率(差分ピクセル数 / 全ピクセル数)を算出します。

差分の表示方法

差異率に応じて3種類の表示方法が適用されます(閾値は「検知感度設定」で変更可能)。

差異率 表示方法 説明
低(デフォルト:30%未満) 枠線モード 変更箇所を破線の枠で囲みます。微細な変更を見つけやすい表示です。
中(デフォルト:30〜70%) ハイライト 変更箇所を選択した色で塗りつぶします。中程度の変更に適しています。
高(デフォルト:70%以上) バッジ表示 「内容が大きく異なります」バッジを表示します。大幅なレイアウト変更などに適しています。

差分一覧

差分検出後、差分パネルにスライドごとの差分サマリーと差分一覧が表示されます。各行をクリックすると、該当のスライドまでスクロールします。

🧭差分ナビゲーション

差分を検出すると、左右のペインの間に差分ナビゲーションが表示されます。

🧭 ナビゲーションボタン
▲(前の差分)
前の差分箇所にジャンプします。
差分カウンター
現在位置と全差分数を「1/5」のように表示します。
▼(次の差分)
次の差分箇所にジャンプします。
×(閉じる)
差分ナビゲーションを閉じます。

🎨ハイライト設定

差分検出後に表示される「色設定を表示」ボタンをクリックすると、ハイライトの色と透明度をカスタマイズできます。

プリセットカラー

7色のプリセットカラーから選択できます。

色名 用途の目安
赤(デフォルト) 最も目立つ。差分確認に最適
オレンジ 赤より柔らかい強調
明るい背景のスライドで使用
追加部分の強調に
水色 暗い背景のスライドで視認性が高い
ピンク 柔らかい印象の強調
背景色を問わず目立つ

カスタムカラー

プリセット以外の色を使いたい場合は、カラーピッカーから任意の色を選択できます。

透明度

スライダーで20%〜100%の範囲で透明度を調整できます。デフォルトは70%です。値を下げると元のスライドが透けて見えやすくなり、上げるとハイライトがより強く表示されます。

⚙️検知感度設定

「検知感度設定」ボタンから、差分の表示方法が切り替わる閾値を調整できます。

設定項目

⚙️ 閾値設定
枠線モード
差異率がこの値未満の場合、変更箇所を破線の枠線で表示します。
デフォルト:30%
ハイライト
差異率が枠線モードの閾値以上、バッジモードの閾値未満の場合に適用されます。変更箇所を色で塗りつぶします。
バッジ表示
差異率がこの値以上の場合、「内容が大きく異なります」バッジを表示します。
デフォルト:70%
💡
プレビューバーでリアルタイムに閾値の区間を確認できます。「初期値に戻す」ボタンでデフォルト値(30% / 70%)にリセットできます。

🎯ピックアップ比較

「ピックアップ比較」ボタンをクリックすると、左右のファイルから任意のページ番号を指定して個別に比較できます。

使い方

1
「ピックアップ比較」ボタンをクリック

モーダルダイアログが表示されます。

2
ページ番号を指定

左ファイルと右ファイルのページ番号をそれぞれ入力します。

3
「比較する」をクリック

指定したページ同士の差分比較が実行されます。

💡
スライドの順番が入れ替わっている場合や、特定のページだけを素早く確認したい場合に便利です。

🔄自動整列

スライド数が異なるファイルを比較する場合、スライドの対応関係がずれることがあります。「自動整列」機能を使うと、PowerPointの内部IDに基づいて自動的にスライドの対応付けを行います。

使い方

1
「自動整列」ボタンをクリック

確認ダイアログが表示されます。

2
「実行する」をクリック

内部IDを照合し、対応するスライドを揃えます。対応するスライドがない場合は白紙が挿入されます。

注意事項

⚠️
内部IDが変わるケース:
  • スライドを削除して新規作成した場合
  • 別のファイルからコピー&ペーストした場合
  • スライドを複製した場合(新しいIDが付与されます)

期待通りに揃わない場合は「編集モード」で手動調整してください。

✏️編集モード

「編集モード」ボタンをクリックすると、左右のスライド一覧をフルスクリーンで表示し、白紙スライドの挿入・削除でスライドの対応関係を手動で調整できます。

画面構成

✏️ 編集モード画面
ヘッダー
「キャンセル」ボタンと「適用」ボタンが表示されます。
左リスト
左側ファイルのスライドがサムネイル付きで一覧表示されます。
右リスト
右側ファイルのスライドがサムネイル付きで一覧表示されます。

操作方法

操作 ボタン 説明
白紙を挿入 「+」ボタン その行の上に白紙スライドを挿入します。相手側のスライドとの位置合わせに使用します。
白紙を削除 「×」ボタン 白紙スライドを削除します。実際のスライドは削除できません。
適用 「適用」ボタン 編集結果をビューアに反映します。
キャンセル 「キャンセル」ボタン 変更を破棄して編集モードを終了します。
💡
左右のリストは同期スクロールに対応しています。一方をスクロールするともう一方も追従するため、対応関係を確認しながら調整できます。
⚠️
編集モード中はウィンドウを閉じることができません。必ず「適用」または「キャンセル」で編集モードを終了してください。

🔑ライセンス管理

PP Compareのライセンスは、14日間の無料試用版と、ライセンスキーによる永続版の2種類があります。

試用版

  • 初回起動時から14日間、すべての機能を無料でご利用いただけます。
  • 残り日数はライセンスダイアログに表示されます。
  • 試用期間終了後はライセンスキーの入力が必要です。

ライセンスキーの登録

1
ライセンスダイアログを開く

起動時に自動表示されるか、ビューア画面の「ライセンス情報」ボタンから開くことができます。

2
ライセンスキーを入力

PPCMP-XXXX-XXXX-XXXX 形式のライセンスキーを入力します。

3
「ライセンス登録」をクリック

キーが正しければ「ライセンスが正常に登録されました」と表示され、登録が完了します。

ライセンスキーの形式

🔑 キー形式
形式
PPCMP-XXXX-XXXX-XXXX
ハイフン区切り4ブロック、英数字大文字
入力時の自動変換
小文字は自動的に大文字に変換されます。英数字とハイフン以外の文字は自動的に除去されます。

ライセンスの解除

ライセンスダイアログで「ライセンス解除」ボタンをクリックすると、登録済みのライセンスを解除できます。解除後は再度ライセンスキーの入力が必要になります。

⚠️
ライセンスを解除すると、再度同じキーを入力しない限りアプリを使用できなくなります。PCの移行時など、必要な場合にのみ実行してください。

🔧トラブルシューティング

PDF変換に失敗する

❌ 「PowerPointが見つかりません」と表示される

原因: Microsoft PowerPoint(デスクトップ版)がインストールされていません。

対処: Microsoft 365またはOffice 2016以降のデスクトップ版PowerPointをインストールしてください。ストア版のOfficeでは正常に動作しない場合があります。

❌ 「ファイルを開けませんでした」と表示される

原因: ファイルが破損しているか、対応していない形式の可能性があります。

対処: PowerPointでファイルを直接開けるか確認してください。.ppt形式の場合は、一度PowerPointで.pptx形式に変換してからお試しください。

❌ 「PDFへの変換に失敗しました」と表示される

原因: ディスク容量が不足しているか、一時ファイルの書き込みに失敗しています。

対処: ディスクの空き容量を確認してください。一時ファイルは %TEMP%\pptx_converter フォルダに保存されます。

変換が遅い

⏳ 変換に時間がかかる

原因: スライド数が多い、画像や動画が多く含まれている、PCのスペックが低いなどが考えられます。

対処: 変換は最大2分でタイムアウトします。スライド数が多い場合は少し待ってください。改善しない場合は、不要なスライドを削除した軽量版で比較することを検討してください。

差分が正しく検出されない

🔍 差分がないスライドに差分があると表示される

原因: フォントの違い、レンダリングの差異、PDFへの変換時に微小なズレが発生している可能性があります。

対処:検知感度設定」で枠線モードの閾値を上げると、微細な差異を無視できます。

FAQ

Q. 対応するファイル形式は?
.pptxファイルを推奨しています。.pptファイルにも対応していますが、PowerPointで開ける形式であることが前提です。PDF、Keynote、Google Slidesのファイルには直接対応していません。
Q. PowerPointがないと使えませんか?
はい。PP CompareはPowerPointのCOM機能を利用してPPTXファイルをPDFに変換します。Microsoft PowerPoint(デスクトップ版)がインストールされている必要があります。
Q. Mac / Linuxで使えますか?
現在はWindows版のみ提供しています。PDF変換にWindowsのPowerShellとPowerPoint COMオブジェクトを使用するため、macOS / Linuxでは動作しません。
Q. 自動整列がうまく機能しません
自動整列はスライドの内部IDで照合するため、スライドを削除・再作成した場合やコピー&ペーストした場合はIDが変わり、対応付けされません。その場合は「編集モード」で手動調整してください。
Q. 試用版と製品版の機能の違いは?
機能の違いはありません。試用期間(14日間)中はすべての機能を制限なくお使いいただけます。試用期間終了後にライセンスキーが必要になるだけです。
Q. ライセンスキーはどこで購入できますか?
ライセンスダイアログ内の「ライセンスの購入はこちら」リンクから購入ページにアクセスできます。
Q. 一時ファイルはどこに保存されますか?
PDF変換の一時ファイルは %TEMP%\pptx_converter フォルダに保存されます。1時間以上経過したファイルはアプリ起動時に自動クリーンアップされます。
Q. 比較中にPowerPointが開きますか?
PDF変換時にPowerPointがバックグラウンドで一時的に起動しますが、変換完了後は自動的に終了します。画面上にPowerPointのウィンドウが表示されることはありません。
PP Compare v1.0 — ユーザーマニュアル
作成日:2026年3月  |  開発:mediancreate