製品概要・機能一覧
PP Compareは、2つのPowerPointファイルを左右に並べて表示し、スライドの差分をピクセルレベルで検出・可視化するWindows向けデスクトップアプリケーションです。プレゼン資料のレビューや改版確認を効率化します。
📋 このマニュアルの目次
主な機能
製品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | PP Compare |
| バージョン | 1.0 |
| 対応ファイル形式 | .pptx(推奨)、.ppt |
| PDF変換エンジン | Microsoft PowerPoint(COM連携) |
| PDF表示エンジン | pdf.js |
| ライセンス形態 | 14日間無料試用版 → ライセンスキーで永続利用 |
| 開発元 | mediancreate |
動作要件
- OS: Windows 10 / 11(64bit)
- メモリ: 4GB以上(8GB推奨)
- ディスク: 200MB以上の空き容量
- ディスプレイ: 1280 x 720 以上
- Microsoft PowerPoint 必須
PowerPointファイルをPDFに変換するために必要です。デスクトップ版のOffice(Microsoft 365 / Office 2016以降)が必要です。
インストール
ダウンロードした PP-Compare-Setup-1.0.0.exe をダブルクリックして実行します。
インストール先のフォルダを指定します。デフォルトのまま進めることを推奨します。
インストールが完了すると、デスクトップにショートカットとスタートメニューにアイコンが作成されます。
アンインストール
Windowsの「設定」→「アプリ」→「PP Compare」を選択し、「アンインストール」をクリックしてください。ライセンス情報はユーザーデータフォルダに保存されているため、再インストール時も引き継がれます。
起動とライセンス
PP Compareを起動すると、ライセンス状態に応じてダイアログが表示されます。
初回起動時(試用版)
初めて起動したとき、14日間の試用期間が自動的に開始されます。試用期間中はすべての機能を制限なく利用できます。
試用版の残り日数が表示されます。
メイン画面に移動し、すべての機能をお試しいただけます。
ライセンス登録済みの場合
ライセンスキーが登録済みの場合は、ダイアログは表示されず、直接メイン画面が起動します。
ファイル選択・読み込み
メイン画面では、比較したい2つのPowerPointファイルを選択します。
ファイルの指定方法
ファイルは以下の2つの方法で指定できます。
左側・右側それぞれの「ファイルを選択」ボタンをクリックして、ファイル選択ダイアログからPowerPointファイルを選びます。
エクスプローラーからPowerPointファイルを、左側・右側のドロップゾーンに直接ドラッグ&ドロップします。
比較の開始
変更前のPowerPointファイルを左側のエリアに設定します。
変更後のPowerPointファイルを右側のエリアに設定します。
両方のファイルが指定されると「比較開始」ボタンが有効になります。クリックするとPDF変換が開始され、変換完了後にビューア画面に切り替わります。
比較ビューア
ファイルの読み込みが完了すると、ビューア画面が表示されます。左右にスライドが並び、同期スクロールで同時に閲覧できます。
画面構成
同期スクロール
左右のペインはスクロールが同期されており、一方をスクロールするともう一方も連動してスクロールします。これにより、同じ位置のスライドを常に横に並べて確認できます。
差分検出
差分パネルの「差分を検出」ボタンをクリックすると、左右のスライドをピクセルレベルで比較し、変更箇所を可視化します。
検出の仕組み
各スライドのPDF画像をCanvasに描画し、左右のピクセルデータを1ピクセルずつ比較します。色の差異があるピクセルを検出し、差異率(差分ピクセル数 / 全ピクセル数)を算出します。
差分の表示方法
差異率に応じて3種類の表示方法が適用されます(閾値は「検知感度設定」で変更可能)。
| 差異率 | 表示方法 | 説明 |
|---|---|---|
| 低(デフォルト:30%未満) | 枠線モード | 変更箇所を破線の枠で囲みます。微細な変更を見つけやすい表示です。 |
| 中(デフォルト:30〜70%) | ハイライト | 変更箇所を選択した色で塗りつぶします。中程度の変更に適しています。 |
| 高(デフォルト:70%以上) | バッジ表示 | 「内容が大きく異なります」バッジを表示します。大幅なレイアウト変更などに適しています。 |
差分一覧
差分検出後、差分パネルにスライドごとの差分サマリーと差分一覧が表示されます。各行をクリックすると、該当のスライドまでスクロールします。
ハイライト設定
差分検出後に表示される「色設定を表示」ボタンをクリックすると、ハイライトの色と透明度をカスタマイズできます。
プリセットカラー
7色のプリセットカラーから選択できます。
| 色名 | 用途の目安 |
|---|---|
| 赤(デフォルト) | 最も目立つ。差分確認に最適 |
| オレンジ | 赤より柔らかい強調 |
| 黄 | 明るい背景のスライドで使用 |
| 緑 | 追加部分の強調に |
| 水色 | 暗い背景のスライドで視認性が高い |
| ピンク | 柔らかい印象の強調 |
| 紫 | 背景色を問わず目立つ |
カスタムカラー
プリセット以外の色を使いたい場合は、カラーピッカーから任意の色を選択できます。
透明度
スライダーで20%〜100%の範囲で透明度を調整できます。デフォルトは70%です。値を下げると元のスライドが透けて見えやすくなり、上げるとハイライトがより強く表示されます。
検知感度設定
「検知感度設定」ボタンから、差分の表示方法が切り替わる閾値を調整できます。
設定項目
デフォルト:
30%デフォルト:
70%ピックアップ比較
「ピックアップ比較」ボタンをクリックすると、左右のファイルから任意のページ番号を指定して個別に比較できます。
使い方
モーダルダイアログが表示されます。
左ファイルと右ファイルのページ番号をそれぞれ入力します。
指定したページ同士の差分比較が実行されます。
自動整列
スライド数が異なるファイルを比較する場合、スライドの対応関係がずれることがあります。「自動整列」機能を使うと、PowerPointの内部IDに基づいて自動的にスライドの対応付けを行います。
使い方
確認ダイアログが表示されます。
内部IDを照合し、対応するスライドを揃えます。対応するスライドがない場合は白紙が挿入されます。
注意事項
- スライドを削除して新規作成した場合
- 別のファイルからコピー&ペーストした場合
- スライドを複製した場合(新しいIDが付与されます)
期待通りに揃わない場合は「編集モード」で手動調整してください。
編集モード
「編集モード」ボタンをクリックすると、左右のスライド一覧をフルスクリーンで表示し、白紙スライドの挿入・削除でスライドの対応関係を手動で調整できます。
画面構成
操作方法
| 操作 | ボタン | 説明 |
|---|---|---|
| 白紙を挿入 | 「+」ボタン | その行の上に白紙スライドを挿入します。相手側のスライドとの位置合わせに使用します。 |
| 白紙を削除 | 「×」ボタン | 白紙スライドを削除します。実際のスライドは削除できません。 |
| 適用 | 「適用」ボタン | 編集結果をビューアに反映します。 |
| キャンセル | 「キャンセル」ボタン | 変更を破棄して編集モードを終了します。 |
ライセンス管理
PP Compareのライセンスは、14日間の無料試用版と、ライセンスキーによる永続版の2種類があります。
試用版
- 初回起動時から14日間、すべての機能を無料でご利用いただけます。
- 残り日数はライセンスダイアログに表示されます。
- 試用期間終了後はライセンスキーの入力が必要です。
ライセンスキーの登録
起動時に自動表示されるか、ビューア画面の「ライセンス情報」ボタンから開くことができます。
PPCMP-XXXX-XXXX-XXXX 形式のライセンスキーを入力します。
キーが正しければ「ライセンスが正常に登録されました」と表示され、登録が完了します。
ライセンスキーの形式
PPCMP-XXXX-XXXX-XXXXハイフン区切り4ブロック、英数字大文字
ライセンスの解除
ライセンスダイアログで「ライセンス解除」ボタンをクリックすると、登録済みのライセンスを解除できます。解除後は再度ライセンスキーの入力が必要になります。
トラブルシューティング
PDF変換に失敗する
原因: Microsoft PowerPoint(デスクトップ版)がインストールされていません。
対処: Microsoft 365またはOffice 2016以降のデスクトップ版PowerPointをインストールしてください。ストア版のOfficeでは正常に動作しない場合があります。
原因: ファイルが破損しているか、対応していない形式の可能性があります。
対処: PowerPointでファイルを直接開けるか確認してください。.ppt形式の場合は、一度PowerPointで.pptx形式に変換してからお試しください。
原因: ディスク容量が不足しているか、一時ファイルの書き込みに失敗しています。
対処: ディスクの空き容量を確認してください。一時ファイルは %TEMP%\pptx_converter フォルダに保存されます。
変換が遅い
原因: スライド数が多い、画像や動画が多く含まれている、PCのスペックが低いなどが考えられます。
対処: 変換は最大2分でタイムアウトします。スライド数が多い場合は少し待ってください。改善しない場合は、不要なスライドを削除した軽量版で比較することを検討してください。
差分が正しく検出されない
原因: フォントの違い、レンダリングの差異、PDFへの変換時に微小なズレが発生している可能性があります。
対処: 「検知感度設定」で枠線モードの閾値を上げると、微細な差異を無視できます。
FAQ
%TEMP%\pptx_converter フォルダに保存されます。1時間以上経過したファイルはアプリ起動時に自動クリーンアップされます。作成日:2026年3月 | 開発:mediancreate